意識低い系・理系大学院生のマインツ留学体験記

化学専攻の修士2年生です。10月から約2ヶ月半、ドイツのマインツ大に留学。意識が低くても留学生活を満喫できることをお伝えできれば幸いです。

トビタテ!留学JAPANについて② - 審査について

前回、トビタテ!留学JAPANという奨学金制度について、簡単に紹介しました。

mainz-studyabroad.hatenablog.com

素晴らしい制度ではあるのですが、気がかりなのがトビタテの審査はどのようなものなのか?ということですよね。

ということで、今回はトビタテの審査について、全体の流れを簡単に紹介します。

全体の審査の流れ

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トビタテ!留学JAPANは、1. 書類審査および2. 面接審査からなる二段階の審査にて合否が決定されます。 

1. 書類審査

書類審査では、留学計画(いつ、どこで、何をするのかを記述する)および自由記述(いわゆる自己アピールを記述する)からなる2種類の書類を作り、提出します。就活のエントリーシートのような感じですね。

留学計画は、WEBサイトのフォームに記入して提出します。文字数制限があるので気をつけましょう。

自由記述は、PDFファイル形式で提出します。文章だけでなく、図などを含めることも可能ですので、一生懸命工夫をこらしましょう。

なお、書類審査の合否は、提出2〜3ヶ月後に通知が来ます。あんまり期待しないで待っていたほうが気が楽です。

2. 面接審査

さて、無事書類審査に合格したら、次は面接審査です。ここでは、個人面接(面接官と1対1で話す)およびグループワーク(留学計画の発表、グループディスカッション)があります。就活の面接みたいな感じですね。

個人面接はおよそ20分です。基本的に、提出した留学計画および自由記述に沿った内容の質問がされます。私の場合はとても和やかな雰囲気で終えることができたのですが、たまに文科省の頭のいい官僚が面接官になり、意地悪な質問をすることもあるそうです。気をつけましょう。

グループワークはおよそ90分です。他の受験者と5〜6人程度のグループになって活動します。まずは各々の留学計画について発表(一人4分、形式は自由、スライドショーでも紙芝居でもよい)します。その後、与えられたお題について議論します。

私は紙芝居形式にて留学計画を発表しました。が、パソコンを持ち込んでPPTファイルを見せている人もいれば、レジメを配って口頭でのみ説明する人もいました。自分にあったスタイルで頑張ると良いと思います。

なお、面接審査の合否は、面接日から1〜2ヶ月後に通知が来ます。こちらも、あんまり期待しないで待っていたほうが気が楽です。

まとめ

  • 書類審査では留学計画、自由記述の書類を作る
  • 面接審査では個人面接、グループワークを課せられる
  • まるで就活みたいである

トビタテの審査は、意外と短いステップで合否が決まります。就活中の人は、留学に興味がなくても、私のように就活のついでに出してみてはいかがでしょうか?

 

ありがとうございました。