マインツ在住者必見!日本食が恋しくなったらここだ!「NIKO NIKO TEI(にこにこ亭)」
わたしは好き嫌いが無く、なんでも美味しくいただけるタイプです。ですので、留学したところで日本食シックなんてならないだろうと思っていました。それにドイツの日本食なんてどうせまがい物ばかりなんだろうと、スーパーマーケットで見かけるパック寿司を鼻で笑ってきました。
しかしながら、日本通の指導教官(半年間三ヶ月間*1在日経験あり、ドイツ人)から「マインツにはとても美味しい日本料理店がある」という情報を得ました。そして気になって訪れたところ、すっかりその味の虜になってしまいました。
ということで、Mainz Hbf周辺で見つけたメッチャ美味しい日本食料理店「NIKO NIKO TEI(にこにこ亭)」についてレビューしたいと思います。
NIKO NIKO TEI - 場所
Mainz Hbf.(マインツ中央駅)から徒歩10分くらいです。ちょっと町外れの分かりにくいところにあります。
この噴水の広場が目印です。
NIKO NIKO TEI - メニュー&お値段は?
上記の一品料理以外にも、
麺、丼、魚、寿司、天ぷら……などと、幅広く日本食を手がけています。お値段はだいたい10〜30ユーロ程度とリーズナブルですね。「このお値段でここまで手広くやってるのって本当に大丈夫なの……?」と、初訪問時は不安になりました。
NIKO NIKO TEI - お店の雰囲気は?
写真には写っていませんが、障子もありました。落ち着いた雰囲気のお店です。
おしゃれなキャンドルの横にはきちんと醤油と唐辛子が置いてありました。こりゃたまらんね……。
NIKO NIKO TEI - 料理のお味は?
料理が届く前はお茶がサービスで出てきます。日本の飲食店ですと当たり前ですが、ドイツというかヨーロッパだとこういうのって無いですよね。嬉しいもんです。
そして料理です。本日注文したのはカツ丼とお味噌汁でした。お値段は12.40€でした。どうでしょう?見た目は完全に日本で頼む料理そのものですよね。
そして肝心のお味はといいますと、完全に日本で食べるカツ丼そのものですが、おそらく日本で食べてもウメエ!ってなる味です。あったかいご飯にだし汁が適度に染みてところどころサクサクのカツが乗っかってて、それがふんわり卵でとじられている……。「ああーーーこれこれ、こうだったこうだった!」と、一口食べるたびに思わず頷いてしまう味でした。
本当はカツ丼だけ食べて帰る予定だったのですが、やってしまいました。日本酒(菊正宗)と揚げ出し豆腐です。
日本酒は升で出てきました。粋だなぁーと思いながらグイっといくと最高でした。まだ留学一ヶ月目なんですが「あぁこれこれ、こんなんだったぁ」と、既に日本の味が体から抜けかけていることに気づかされます。
そして揚げ出し豆腐ですが、もう言うことなしですね。アッツアツのだし汁に、外はカリカリ中はふんわりの絹豆腐。最高です。
感想
一切ドイツに媚びてません!
日本におけるカレーやラーメンのように、料理とはローカライズされていく宿命にあると思うのです。しかしながら、ここNIKO NIKO TEIは一切ぶれていません。日本人が日本人のために作っている料理そのものです。骨の髄までメイドインジャパンです。すごい。なんでも、NIKO NIKO TEIの料理人さんは京都からこちらにいらしたそうでして、もしかして料亭で働いていた方なのでしょうか?などと勘ぐってしまいますね。ドイツではなかなか口にできないみそと醤油、そしてかつおだしの繊細な味付け……これは素晴らしい。生き返ります。
まとめ
- NIKO NIKO TEIは本物の日本料理店である
- とにかくうまい
- マインツにいて日本食が恋しくなったらNIKO NIKO TEIに行くと良い
今日はなんかやる気がなかったのでこういう意識低いお昼ごはんを食べてました。これ食った後にカツ丼と揚げだし豆腐食べたらそりゃ美味く感じるわけです……。反省
ありがとうございました。
*1:今日話を聞いたら違いました。わたしはあほです@11/06