ドイツの温泉に行ってきたという話
さて、自我とは一体何なのかという人生最大の課題をアムステルダムで発見してからというものの、主観と客観の違いに悩む日々が続きました。嘘です。留学一ヶ月間がんばったなあという疲れが出てきただけです。それにアムステルダムまで電車で片道6時間。。ちゃんと乗り換えできるかな、みたいな、意識低いところで結構頭を使ってたので、疲れるのも当たり前ですね。ということで、久々に温泉でも入るか―と思い立ちました。
そこで色々調べてみますとですね、ドイツの温泉って、なんと混浴が基本なんですって。いやーこりゃ困った。体を鍛えておけばよかったなあと謎の後悔をしながらも、いやでもね、そういうの抜きでも全然温泉入りたいし!何せ1ヶ月ずっとお湯に浸かってないし!うん。そういうのは関係ない。関係ないし、普通に温泉入りたいだけだし。
ということで、無駄にワクワクしながら、マインツの隣町・ヴィースバーデンにある温泉(混浴)に行ってきました。
ヴィースバーデン
Mainz HauptbahnhofからWiesbaden Hauptbahnhofまで、電車で15分くらい。そこからさらに歩いて20分くらいで温泉まで行ける予定だったのですが、ヴィースバーデンの町並みがとてもキレイだったのでフラフラほっつき歩いてました。
古風な町並みでした。
よっ、温泉!
建物の外観は古めかしくて立派でした。日本の温泉=銭湯というイメージが焼き付いたままですと、一生ここにたどり着くことはできないのではないかと思います。
これがわたしの行った温泉の公式ホームページです。
入浴
料金は後払い制でした。受け付けでロッカーキーを兼ねたリストバンドをもらって、いざ入浴。写真を撮ろうものなら多分逮捕されますし、文章で書くのもなんか恥ずかしいので、温泉内の出来事で特記すべきことは特にないです。きもちよかった(小学生並みの感想)
ちなみに入浴料は6.5€でした。大満足!
感想
なんというか、まあ私はですね、健全な?二十代の男性ですので、色々思うところがありました。だって混浴ですよ混浴。それも日本の温泉にありがちなお婆ちゃんだけ入ってくるとかそういうレベルじゃなくてですね、若いカップルがいっぱいいましたし、何なら女友達と入ってるんだろうなあってのもいました。当然みなさん素っ裸です。ビビります。何だこりゃ!素っ裸のブロンド美女が目の前にわんさかいるって何なのこれ。。まさにカルチャーショックでした。「百聞は一見に如かず」という諺のとおりでした。
色々思うところはありましたけど、なんといいますか、あー、そういうヘンなのを抜きにですね、素晴らしい温泉だったと思います。なかなか設備が揃っておりました。温泉はほどよい湯加減で泡がブクブク出てきたり、サウナは香料入りの水を炉にかけるサービスなんかもやってたり。混浴という要素が無かったとしても普通に通いたいと思いました(大声)。また行きたいですね。むしろ「混浴」というところがですね、あー、これまで温泉に行くことを妨げていたのではないのかなと思うわけですね。
いやーこれはドイツっぽい。ドイツっぽくてしょうがない。男女がイヤらしいことなしで裸になって同じ空間にいることをなんとも思わないあたりが。なんというか、人類みな兄弟って感じですね。いい香りの蒸気が漂うサウナに入ってると全部どうでも良くなってきます。
ちなみにですが、温泉内で履くサンダルみたいのを持参するともっと気持ちよく楽しめたのかなあと思いました。土足禁止なのかそうじゃないのかよく分かんない感じだったので。
まとめ
百聞は一見に如かず(大声)
ということでした。
帰りがけに発見した観覧車です。意識低いので乗りませんでした。
ありがとうございました。