クリスマスマーケットの雰囲気だけ味わってきたという話
さて、こちらでお世話になっている先生に「週末はクリスマスマーケット行ってみたら?マインツ大聖堂の近くでいっぱいやってるよ〜。BratwurstとGlüwienってのがおすすめね!」と教えていただいたので、行ってきました。せっかくドイツにいるので、ドイツっぽいことをいっぱいやって帰ろう!と意気込んでました
ところがですね、家から15分くらい歩いたところで、財布を忘れたことに気づきました。
何も買えません。
しょうがねえ、雰囲気だけでも味わうかぁ……ということで、いろいろ見てきました。どうぞ。
雪降っとるやんけ!
今日の午前はなんかダルかったので、カーテンすら開けずにひたすらぼんやりしていました。行く前に外の様子見るか―ってことで、窓を開けると、なんたること……。雪が降ってます!まさか外がこんなことになってるなんて思いもしませんでした。ということで、パジャマの上にパーカーを羽織った上にウインドブレイカーを着て、防寒対策を完璧にした上でいざ出陣。
これがうちの中庭です。そこそこ積もってました。わたしの故郷と似てる感じでした。
駅前でもクリスマスマーケット!
わたしがいつもたばこを買うのはこのMainz Hauptbahnhof周辺なんですけれども、いやー普段と全然違いますね!まさに、街中がクリスマス!って雰囲気でした。いいですねえ。
マインツ大聖堂側のマーケット
さて、家から歩いて20分くらいでしょうか。ようやくたどり着きました。ここがマインツ大聖堂です。
マインツ大聖堂のそばのクリスマスマーケットは、人がいっぱいいました。
メリーゴーランドみたいなアトラクションもやってました。寒空の下、家族連れ、カップル、友達と、……色んな人が、Glüwein片手に、笑顔でおしゃべりを楽しんでいました。わたしは財布を忘れたので何も買えなかったんですが、ここにいるだけで「あぁ、クリスマスっていいな」って心から思いました。
こういう個室みたいなのもいっぱいありました。ここは暖かそうでしたね。ぼっちだと、ちょっとつらいものがあったかも。寂しい😭
大聖堂の中に入りました
※写真を撮るのはよくないなと思ったので、以下文章のみです。くそみたいな文章力を恨む……。
一通りマーケットを見た後は、そういえば教会ってどういうふうになってるんだろ?と興味が湧いてきたので、中にはいってきました。
ところで、わたしが通っていた高校はキリスト教系(プロテスタント)の学校でした。ですので、自画自賛みたいになってしまうんですが、一応キリスト教への理解はそこそこあるんですよね。毎日賛美歌を歌って、聖書を読んで育ったわけですので。だから、教会で祈りを捧げるのはお手のもんだ!なんて思ってました。ということで、マインツ大聖堂の中に入ってみて、できれば礼拝を一通り見てみようかなと思ったわけです。
……が、ここマインツの教会は全部カトリックらしいんです。これ、先生に教えてもらったんですけれども、めっちゃびっくりしました。だってドイツといえばルター、まさにプロテスタントの総本山じゃないですか!なんでなんだろ……。
ということで、わたしのプロテスタント式の礼拝に関する知識は全く役に立ちませんでした。礼拝の形式なんかも全然違うんですよね。祈りを捧げる時も、両手を握りしめてアーメン、って言うんじゃなくて、なんか別のことしてました。十字を切るっていうんですかね。左右の順番がよくわからない……というわけで、もっと勉強しなきゃなーと思いながら、教会の中をグルっと回って帰ってきました。
マインツ大聖堂の中は、外のGlüweinを片手に大盛り上がりのフェスティバルとは対照的で、とても厳かな雰囲気でした。荘厳なパイプオルガンの音が鳴り響き、人々は賛美歌を歌って……といった感じです。カトリック教会ですので、聖母マリアの像があちこちにあったりと、これぞ異文化体験!って感じでしたね。賛美歌集は貸し出してたんですが、むろん全部ドイツ語で書いてあったのでさっぱりわかんなかったです。意識の低さを恨みます……。
まとめ
- 今日は雪が降っていた
- 街中がクリスマスムードだった
- 屋外のマーケットとは対照的に、教会の中は厳かだった
- 財布を忘れてても楽しかった
というわけでした。いいもんですね。和やか、ほんわか、って感じでした。
帰り道で発見した謎の像です。誰なんだ君は……。
ありがとうございました。