意識低い系・理系大学院生のマインツ留学体験記

化学専攻の修士2年生です。10月から約2ヶ月半、ドイツのマインツ大に留学。意識が低くても留学生活を満喫できることをお伝えできれば幸いです。

ドイツの研究室では、居眠りしている人がいない!という話

合成系のラボですと、居眠りしてる人って必ずいますよね。そりゃ、夜中の1時とか2時とかまで起きて実験したり報告書作ったり……ってしてたら、日中眠くなるのも当たり前な話です。これって多分、日本全国共通なんじゃないのかな?なんて思います。

さて、こちらマインツ大学に来て1ヶ月経つのですが、この居眠りについて思うところがありました。そう。ようやく気づいてしまったんです……。ドイツ人、マジで居眠りしないんです。1人たりとも居室で眠ってる人を見たことがないんです!

ということで、居眠りについて書いていきたいと思います。

居眠り事情@日本

わたし:

意識低いので、日本にいたころはわりと居眠りしてました。前日夜遅かったりしたらもう我慢なりません。たとえ横に先生が座っていようが、眠くて眠くてしょうがないので寝るんですね。真横で居眠りかましてもぶん殴らない優しい先生に恵まれて本当にありがたかったです。ただ残念なことに、わたしがいたラボの居室は、実験室から鳴り響くドラフトの排気音が非常にうるさいので、寝ても寝ても気分がスッキリしなかったです。寝起き最悪、うわぁ気分悪い……やる気でない……みたいな感じでした。

他のラボメンバー:

居眠りしてるのは意識低いお前だけだろ」という心にグっとくる誹りを受けそうなので予め弁解しておきますと、みんなしてます。人間なんだから眠い時は寝るに限ります。無理に動こうとしたら大抵碌でもない結果に終わります。

そういえば、ラボメンバーたちに居眠りした感想を聞いてみたことは無かったのですが、おそらくわたしと同じく「うるさくてあんまり眠れない」と言うんじゃないかなぁと思います。ドラフトの排気音、本当にうるさいです。

居眠り事情@ドイツ

マジで一人もいません

彼らを観察しておりますと、実験してるか、ご飯食べてるか、コーヒーブレイクしてるか、デスクワークしてるかの4択です。これ以外の行動は極めて稀だと思います(喫煙者は、わたしとあと2人しかいない、ショック)。みなさん、キビキビやってます。

というわけで、日本式に机に突っ伏して居眠りしていたら心配されると思います。そのぐらい居眠りしている人を見かけません。逆にわたしが心配になるぐらい皆さん起きています。

なぜドイツ人は居眠りしないのか

当たり前なんですけど、眠くないから寝ないってだけですね。

ドイツでは、下記の過去記事にあるように、大学、ひいては国全体が「とにかく夜は寝ろ!全力で寝ろ!」「休日は全力で休め!全力で働くな!」という風潮になってると思います。

mainz-studyabroad.hatenablog.com

mainz-studyabroad.hatenablog.com

眠くないから寝ない、ただそれだけです。わたしはそこそこ居眠りする人間だったので、留学先でやらかさないか心配だったんですけれども、こちらでは一度も居眠りしてません。どうだ偉いだろ!

改めて「眠くなるのは寝てないからだ」という当たり前のことに気付かされました。

まとめ

  • 日本では居眠りしまくってた
  • ドイツ人は居眠りしない
  • 郷に入っては郷に従って居眠りしなくなった
  • というか眠くないから居眠りしなくなった
  • 休め!という強制力は素晴らしい

ということでした。今思うと3時間くらいぶっ続けで寝てたりした時はマジで何を考えてああしてたんだろうなぁと反省ですね。3時間早く寝ればいいだけって話でしたとさ。

 

ありがとうございました。