意識低い系・理系大学院生のマインツ留学体験記

化学専攻の修士2年生です。10月から約2ヶ月半、ドイツのマインツ大に留学。意識が低くても留学生活を満喫できることをお伝えできれば幸いです。

トビタテ!留学JAPANについて④ - 書類はこう書く!〜自由記述編〜

ブログを書くのにハマってしまったかもしれません。というわけで前回の留学計画編

mainz-studyabroad.hatenablog.comに続きまして、2つ目の書類となる自由記述について書いていきたいと思います。

具体的な自由記述の内容とその書き方

さて、この書類には下記4項目について書きます。

  1. 留学を通してどんな自分になりたいのか
  2. 困難を克服した経験
  3. トビタテ!留学JAPANに対して自身が貢献できると考えること
  4. その他アピールできるポイント

きちんと留学計画が書けた!というところで立ちはだかるのが、この自由記述の書類です。が、ここで書くことは基本的には留学計画書に沿った内容になるので、おそらくこちらのほうがすんなり書けるのではないかと思います。

それでは、上記4項目について、わたしの体験談を交えながら見ていきましょう。

 1. 留学を通してどんな自分になりたいのか

私は留学して○○になりたい」という視点になるよう、留学計画に書いたことをパラフレーズ(言い換え)するのが基本です。例えばわたしの場合ですと、留学計画にて「今の日本はガン患者の増加が問題だ」という観点から書いたので「具体的に私はガンによって母親を亡くした経験がある」「だから何としても高度なDDSを実現したい」といったように、自分の経験を交えながら記載すると、上手くパラフレーズでき、審査員の心に響く文章になります。

2. 困難を克服した経験

馬鹿正直に「〜という困難を克服しました!」と書くだけでは、おそらく落ちます。この項目にて求められるのは「困難を克服した経験を通して、あなたの魅力をアピールしなさい」ということです。就活やってるとウンザリするぐらいやらされるアレですね。「オレってこんな素晴らしい人間じゃないんだけどなぁ……」と躊躇するぐらいに、盛りまくりましょう(ウソをつくのはダメだよ!)。

3. トビタテ!留学JAPANに対して自身が貢献できると考えること

この項目は、他と違ってかなり自由度が低いです。この項目では「(国内で)トビタテの良さを伝えること」および「(留学先で)日本の良さを伝えること」という2点について書きます。なかなかオリジナリティを出すことが難しい項目ですが、先輩の申請書を丸パクリするのはやめましょうね(笑)

4. その他アピールできるポイント

ここまででアピールできなかった自分の魅力を記します。理系の人であれば、現在自分が取り組んでいる研究について書くのがベターです。自然科学の研究とは、オリジナルであるから成り立っているわけですので、これ以上ないアピールになります。その他、海外経験や賞歴、資格といった定量的に評価できる成果をアピールするのもアリですね。この項目でも「オレってこんなすごい研究やってたっけ……?」と躊躇するぐらい、盛りまくりましょう(重ね重ね、ウソつくのはダメだよ!)。

自由記述の書類を作るコツ

というわけでざざっと内容を見ていきました。この書類を作る上で大切なのは、留学計画に沿うよう、スジを通す!ということです。例えばわたしの場合ですと、まず留学計画にて述べた「社会レベルから見たガン患者の問題」に沿って「個人的な体験から見たガン患者の問題」を記載しました。

どうでしょうか?なんだかすんなりまとまってますよね。取り上げているのはどちらも「ガン」という同じ事柄ですが、どの視点から見るのか?という部分を変えて繰り返し書くことで、書類のクオリティがグっと向上するのです

ただ、長い文章を書いていると、いったい今自分が何をどうしたいのかが分からなくなってしまうんですよね。何度も振り返って、自分の通すべきスジとは何なのか?を確認しましょう。

まとめ

  • 留学計画の内容に沿って書く
  • 繰り返しにならないようパラフレーズする
  • スジを通す!

ということになります。

 

ただ、書く内容はなんとなくわかった、という次の段階で問題になるのが「具体的に文章にしようとすると支離滅裂になってしまう」ということなんですよね。

ということで、次回以降、この「文章の書き方」について簡単に紹介したいと思います。かくいうわたしもまだまだ文章の書き方は練習中の身ですので、いろいろご指摘いただけますと幸いです。。

 

ありがとうございました。